結論から言うと、犬にとって一番必要な栄養素は「動物性たんぱく質」です。
目次
🥩 なぜ「動物性たんぱく質」が最重要なのか?
✅ 1. 犬は肉食寄りの雑食動物
- 犬の消化器官・歯の構造・酵素の働きは、肉(=動物性たんぱく質)を中心にできている。
- 穀物や植物性たんぱく質よりも、肉のたんぱく質を効率よく吸収・活用できる。
✅ 2. 体を作る土台
- 筋肉、皮膚、毛並み、内臓、免疫細胞など、犬の体はたんぱく質でできている。
- たんぱく質不足は、筋力低下、被毛のパサつき、免疫力低下など多くの不調の原因に。
🔑 その他にも大切な栄養素はある
栄養素 | 役割 |
---|---|
脂質(特に動物性脂肪) | エネルギー源、皮膚の健康維持、嗜好性アップ |
ビタミン類 | A・E・Dなどは抗酸化、骨・目の健康維持 |
ミネラル | カルシウム・亜鉛・鉄など、骨・血・酵素の働きに必須 |
水分 | 消化・代謝・体温調節に不可欠(※生食は水分補給に◎) |
食物繊維 | 腸内環境を整える(適量ならOK) |
🐶 最適なバランスのポイント
- ✅ 良質な動物性たんぱく質をベースにする(鶏肉、牛肉、鹿肉、魚など)
- ✅ 脂質・ビタミン・ミネラルはバランスよく
- ❌ 炭水化物は補助的でOK(過剰だと肥満や不調の原因に)
🎯まとめ
犬にとって最も重要な栄養素は「動物性たんぱく質」。それを中心に、脂質・ビタミン・ミネラル・水分などをバランスよく摂るのが理想です。
🥩【動物性たんぱく質 含有量ランキング(100gあたり)】
食材 | たんぱく質量 | 特徴 |
---|---|---|
鶏むね肉(皮なし・加熱) | 約31g | 高たんぱく・低脂肪・安価で手に入る |
馬肉(赤身) | 約20〜22g | アレルギーが少なく、鉄分豊富 |
鹿肉(赤身) | 約22〜25g | 野生的な香りで嗜好性◎、低脂肪で栄養価高い |
牛赤身肉(モモなど) | 約19〜21g | 味にコクあり、鉄・亜鉛も豊富 |
魚(マグロ赤身、サーモンなど) | 約20〜25g | オメガ3脂肪酸(EPA/DHA)も摂れる |
鶏レバー | 約18〜20g | ビタミンA・鉄・亜鉛が豊富、ただし与えすぎ注意 |
✅ 一番たんぱく質量が多いのは?
👉 鶏むね肉(皮なし・加熱)
→ 手軽に入手できて、たんぱく質量もトップクラス。消化もしやすく、犬の食事に◎。
🐶 生食で与えるなら?
生食を考慮する場合、たんぱく質量だけでなく新鮮さや安全性がより重要になります。特におすすめは:
- 鹿肉:高たんぱく・低脂肪・低アレルゲン・鉄分豊富
- 馬肉:栄養バランスがよく、アレルギー対応に適する
- 魚(マグロ・イワシ):EPA・DHAも含まれ、脳や関節に◎
↑はもちろんいろんな生食は揃っているので覗いてみてください🌟