生食に変えて半年後、愛犬の健康状態の変化とは?

生食(RAWフード)に切り替えた理由

我が家の愛犬(トイプードル・5歳)は、ドライフード中心の食生活を送っていましたが、以下のような悩みをきっかけに「生食」への切り替えを検討し始めました。

  • 涙やけがひどく、目元が常に茶色く汚れていた
  • 口臭が強く、近づくと匂いが気になる
  • 便の量が多く、においも強烈
  • 毛艶が悪く、パサパサしていた

そこで、生肉を中心とした自然食「BARF(Biologically Appropriate Raw Food)」を導入し、半年間継続してみることにしました。

生食開始から半年間の健康状態の変化

生食を取り入れてからの半年間で、愛犬の体にどのような変化があったのかを、時系列でご紹介します。

期間 変化内容
1週間後 食いつきが明らかに良くなり、残さず完食
1ヶ月後 涙やけが少しずつ薄くなり、目元の汚れが減少
2ヶ月後 排便の回数と量が減り、においも軽減
3ヶ月後 口臭がかなり改善され、口周りの清潔感アップ
6ヶ月後 毛艶が出てふわふわに。健康診断でも良好な結果

感じたメリット・デメリット

メリット

  • 自然な食事で体質改善が期待できる
  • 人工添加物を避けることで内臓への負担が少ない
  • 便の状態が安定し、トイレの処理も楽に
  • 口臭や涙やけなど見た目の改善が目に見える

デメリット

  • 冷蔵・冷凍の保存管理に手間がかかる
  • 栄養バランスの知識がある程度必要
  • 一部の家族が「生肉」に抵抗を示すことも

よく使用した食材例

食材 特徴・効果
馬肉ミンチ 低脂肪・高タンパク。アレルギーが出にくい
鶏レバー 鉄分・ビタミンAが豊富で皮膚や被毛に良い
すりおろしにんじん 消化に優しく、腸内環境の改善をサポート
ブロッコリー 抗酸化作用で免疫アップに役立つ
卵殻パウダー カルシウム源として毎日少量使用

生食を半年続けてわかったこと

最初は手間がかかるかと思っていましたが、慣れてくると食材の選定や調理も楽しくなり、何より愛犬の体調が良くなったことが最大のモチベーションになりました。

特に以下の3点は、はっきりと変化を感じられたポイントです:

  • 見た目の清潔感(涙やけ・毛艶)
  • においの軽減(口臭・便)
  • エネルギーと元気さの持続

まとめ:生食は「自然な健康維持」の選択肢

生食は、犬本来の消化能力や体質に合った食事法であり、正しく取り入れれば非常に効果的な健康管理の手段になります。ただし、栄養バランスや衛生管理には十分注意が必要です。

半年間の実体験を通じて、愛犬がより健康で快適に過ごせるようになったことを実感しています。興味がある方は、少しずつトッピングから始めてみるのもおすすめです。